はせがわるかの日常

昔のブログ、今はnoteで書いてるよー

十分すぎるぐらいに屍を見てきた。〜エンタメ画廊生活39日目〜

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こんにちは!

 

先日この寒い中、

ヒートテックにTシャツ短パンで外に締め出されて、

脱出ゲームのような1日を送った、
(気になる人は直接聞いてね笑)

エンタメ画廊生活をしている、はせがわるかです。

 

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残り14冊です。

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今日は、私がこの世で一番悔しいと思う瞬間のお話です。

 

 

 

この世で一番悔しいと思うこと

 

みなさんは悔しいと思うことはありますか?

 

私は25年間生きてきて、

強烈に悔しいと思ったエピソードは1つあります。

このエピソードはまた今度として、

基本的には、悔しさの数は少ない方だと思います。

 

だけれども、

日常的に何度も何度もやってくる、

この世で一番の悔しさを感じることがあります。

この悔しさと日々闘っています。

 

これが、今日話すお話です。

 

 

才能が殺されている姿をたくさん見てきた

私がこの世で一番悔しいと思う瞬間は、

才能が死んでいく姿です。

 

特にしんどいのが、環境に才能が殺されること。

自分自身の経験もあいまってか、

見てしまうとこれが本当にしんどいです。

 

しかし私は、たくさんの屍を置き去りにし、

今こうやって活動しています。

 

私がJKだったときの昔話

むかしむかし、

ある田舎町にスポーツ好きな女の子がいました。

彼女は、小学校の頃からバスケットボールという

スポーツに打ち込んでいました。

 

走るのが好きで、

何度やっても飽きることはありませんでした。

もっとうまくなりたいと思い、

日々練習に取り組んでいました。

 

高校生になったある日、

彼女は初めてバスケを辞めたくなりました。

 

原因は、環境のミスマッチ。

彼女は、走ることが好きでした。

誰よりも早く走り出し、

遠くに投げられたボールを追うのが好きでした。

まるで犬のように。

 

これは、好きだけでなく、

明らかに周りと比べた時に強みであり、

才能でした。

間違いなく、その辺の人には負けない才能を持っていました。

 

高校のバスケットボールチームでは、

ボールを追っていくのは、許されませんでした。

おまけに、一番苦手なパワーのいる

ゴリゴリなプレーを強いられました。

これは、苦手という枠を超えていました。

 

この時から、彼女の才能は殺され、

地獄の道へとまっしぐら。

 

環境によって、

才能が死んだ(殺された)瞬間です。

 

彼女の高校1年間は屍と化し、

その青春の日々を終えたのです。

 

 

屍を置き去りに進む、苦しみと勇気

こんな自分のような人をたくさん見てきました。

見るたびに悔しくて悔しくて、

お酒がいくらか入ると号泣してルームメイトに訴えるぐらいには、

悔しいです。

 

本当に悔しいけど、今は置き去りにすることしかできません。

なぜなら、

その屍を引っ張り上げるだけの言葉や力が私にはまだないからです。

 

屍と化する前に道を示すこともできません。

もとより、今の自分が示したところで誰もついてきません。

 

何度も何度も訴えたことはあります。

「このままじゃ屍だよ!大変なんよ!とりま逃げよう!」

でも、誰も信じてくれません。

何者でもない自分の言葉なんて信じる人はいません。

 

悔しいけど、これが目の前で起きたことでした。

今の自分では何もできない。

 

だから私は決めました。

一旦自分が走りきってから戻ってくることを。

 

これが、目の前の人を置き去りにする行為と分かっているけれど、

共倒れしては意味がない。

だから、勇気を出して走ることに決めました。

 

でも、置き去りにした人を絶対に忘れません。

あとで戻って来る。

 

君が諦めても、君の人生を私は諦めません。

  

それでももしかしたら、

もう生き返らせることができない人もいると思います。

わかっています。

だけれども、これから屍になる人を止めることはできる。

 

 

そのために、私は走り続けています。

 

 

走ってきた道を少しだけ振り返って見てみる

走ってきた道を振り返って見てみると

まだまだですが、少しは示せるものができてきました。

少しは、聞いてくれる人が出てきました。

 

まだまだ走り続けないといけないけれど、

少しは、「こっちこっち〜」って言ったら

ついて来てくれる人が出てきました。

 

少しだけ耳を傾けてくれる人が増えて来ました。

 

まだまだ、信じてくれる人は少ないけれども

少しの手応えを感じながら走っています。

 

 

1人の力だけでは屍は増え続ける

私がどんなに頑張っても世の中の屍は増え続けます。

私の走るスピードよりも、

屍が増えるスピードの方がはるかに速いのです。

まじで、光の速さ。

私は人間なので歯が立たない。

(コロナっちのおかげでさらに加速しまくっちゃってるし。)

(がしかし、コロナっちのおかげでみんなが

「屍にならんかな?」と疑問を抱くようにもなっている。)

 

とにもかくにも、このままでは屍だらけの世界になってしまいます。

うち1人で走りきっても追いつかない。

だから、今はチームで屍対策をしたいと思って動き始めています。

 

1人よりも2人、2人よりも3人の方が

早く戻れるし、たくさん捌ける。

 

 

ってな感じで、私は人生を走っています。

 

 

たまに、

「そんなに走って大丈夫?」

って心配されるけど、

屍見てたらそんなこともいってられません。

横でバタバタ倒れてんのに、

「疲れました〜」

とか言ってる場合じゃねーんです。

緊急事態宣言です。

 

倒れていく人を見る方がしんどいのです。

 

「もっと自分のこと考えたら?」

とも言われるけど、

横でこけてる人いたら助けますよね?

無視して自分ばっかうまいもん食ってられんのですよ。

そんな飯うまいわけないのですよ。

 

 

そんな気持ちなんです。

 

 

だから、そうゆう時に言いたいのは、

みんなでうめー飯くおーぜってこと🍖🍜🥟🍔🧀

 

そっちの世界の方が楽しいやん。

 

こけてる人の横で食う高級な飯よりも、

ちょっくら泥水すすっても、

あとでみんなで食べる

ほかほかのご飯の方が絶対美味しいやん。幸せやん。

 

そうゆうことです。

 

 

以上。

もう直ぐ関西に来て7年、

ようやく関西弁に染まって来た、るかの小言でした。

 

みんなでほかほかご飯食べよーな!