はせがわるかの日常

昔のブログ、今はnoteで書いてるよー

最近スポーツが好きになれない。

こんにちは。
るかです!

ここ数年かけて少しずつスポーツが好きになれなくなってきたのでその話を少ししようかなと思います。

最近はラグビーW杯があったり、バレーボールがあったりと、スポーツの秋でしたね。

私も昔から9年間部活としてバスケをやっていたのでスポーツに関心はある方かなと思います。(テレビで応援したりはしないけどバスケやりたいなーとかマラソン出てみたいなーとかは思います。)

そんな私が最近スポーツが好きになれない理由が大きく2つあります。


1.必ず負ける人が出るから

スポーツって基本的に誰かが負ける仕組みになってるんですよ。
そりゃそうですよね笑

勝つ人がいれば負ける人がいる。

それが好きになれない。
それはスポーツのあらゆる場面で言える。
わかりやすいところからいくと対戦相手だ。
試合や大会では必ず相手がいる。
スポーツにおいて試合・大会で負けないチームが出ることはない。
次に、チームの中だ。試合に出ているのはごく一部の選手。他の選手はその選手に勝てなかったから試合に出れない。たとえ、試合に出ても自分が活躍したら相手チームの誰かは怒られてる。いつもどこかで誰かが負けている。

スポーツ以外の世界を少しだけ見始めたはせがわは驚く事実に気づく。
winwinという言葉は本当に存在すること。

今までずっとスポーツの概念で生きてきたから世の中に本当に両者が勝てる仕組みがあるなんて知らなかった。それはめっちゃスゲーって思った。

例えば、最近タピオカ屋さん流行ってますよね?
タピオカ屋さんでみんなは、映えて、甘くて、美味しいタピオカが飲みたくてお金を払って買いますよね?
買った人はインスタに乗せ、飲んでおいしーってなってハッピーですよね!
タピオカ屋さんAはみんながタピオカを飲んで楽しんで、なおかつお金をもらえてハッピーですよね!
どっちも勝ってるんですよ。
ほんでもって、同業種のタピオカ屋さんBが現れても、AかBがどちらかが負ける運命だけが用意されている訳ではない。
タピオカ屋さんAもタピオカ屋さんBもどちらも勝っている状態が作れる。
タピオカ屋さんAがタピオカミルクティーを出して、タピオカ屋さんBが黒糖ミルクタピオカを売ればどちらも勝てそうな気がしません?
むしろタピオカを好きになってくれる人が増えて相乗効果になったりとかもある。

けれどもタピオカ自体の人気がなくなればどちらも負けるし、片方が美味しくなさそうなメニュー出せばどちらかしか勝ってないって状態もありえる。

でも可能性としてどちらも勝てるが残ってるのは私は好きだなーって思った。
どちらも負けるリスクを背負ってでもどちらも勝てる可能性がある世界で生きたいなーって!


2.目指す結果(目標や手段とも言うかな)が目的化しやすい環境

実はこっちの方が肝だったりするのかも。

スポーツやってる人に「なんでやってるの?」って聞くと大概1位になりたいからとか、県優勝目指してますとか、金メダルを目指してやってるとか、そうゆうこと言われる。
私もそうやってスポーツをやってきた。
つまり、勝つためにスポーツやってしまう人が増えちゃうんですよねー

上手くなりたいとか、大勢の人の前でプレーして大歓声を受けたいとかって意外と出てこないいんですよね。その割には周りの人への恩返しとか、いいことっぽいこと言っちゃうんですよねー。

始めた時は、点を決めて嬉しかったり、活躍できるのが嬉しかったり、友達とナイスプレーした時の感覚がたまらなくて、前よりも1秒早くタイムが出せたことが嬉しくて、やってたはずなのに。

勝つことだけを目指してしまう。

そうするとどうなるかって。次の試合のために、わざと負けたり、引き分けで抑えようとしたり、ダメだとわかってるのにわざとファールしたり。それが戦略になる。それが勝つための当たり前。スポーツ業界の常識みたいな感じになってる。それがわかんないやつはプロじゃない。みたいな。
それが私は好きになれない。この考えは「アマチュアだ」って、今まで本気でスポーツやってきた 8割の人が言うと思う。私にとっては違和感でしかない。

スポーツをやる本当の目的ってなんなんでしょうね。
みんな勝つためにやってるんですかね。不思議。

私は、スポーツは勝つためにやるものではないと思っています。
喜び、楽しみ、わくわくしたりするためのものなんじゃないかなーと。
映画を見るのとかタピオカ飲むのとかと一緒の感覚な気がします。

上手くなりたい、新しいプレーがしたい、1秒でも早くなりたい。
それを達成した時のワクワク感や喜び、楽しみ、それでいいんじゃないのかなー。
その中で勝ち負けにこだわりすぎないのがいいのかなーって。
お互いがお互いを尊重できる。
そんなことができるのがスポーツであってほしいなー。


こんなに否定的にスポーツを見ている、はせがわるかですが皮肉なことに、私はスポーツを通して自信や自己肯定感をつけてきた。
小学生の頃からバスケで評価され、褒められ、試合にも出れていた。だからなぜか自分のやることには無条件にある程度の自信がある。自分を信じれる人間になった。
だからスポーツはなかなか嫌いになれない。

いつか自分の理想のスポーツができる空間が作れたらいいなー



そんなことを最近思うのでした。


みなさんはスポーツをどのように捉えていますか?






写真は二日連続で飲んだタピオカ。
タピオカ屋さんって細いタッチの動物の絵がシンボルマークになりやすいよねー
デザイナーから見たタピオカ屋さんでした。

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バク。ごま味タピオカ

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キリン。チーズと何か味のタピオカ

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キリン2